SSブログ

夢運び44年 新幹線「0系」ラストラン、博多駅に到着

夢運び44年 新幹線「0系」ラストラン、博多駅に到着

 「夢の超特急」といわれた初代新幹線0系の最終列車となる博多行き「こだま659号」が、30日午後2時51分に始発の岡山駅を出発。終着駅の博多駅に到着した。「団子っ鼻」を思わせる独特の先頭車両で親しまれ、日本の高度経済成長を支えたが、より速い車両の登場と老朽化で44年間の営業運転を終えた。 岡山駅21番ホームは約250席の自由席を求める客やラストランをカメラに収めようとするファンでごった返した。出発時には「ありがとう」と叫ぶ声がホームに響き、涙ぐむ人もいた。 64年のデビュー時は、営業運転としては世界一の時速210キロを誇り、在来線で6時間半かかっていた東京―新大阪間を4時間に短縮。翌年には3時間10分に縮めた。12月6、13、14日に実施される臨時の「さよなら運転」(全席指定)後、0系はすべて廃車となる。
OSK200811300018_closeup.jpg

家賃滞納者の鍵替え家財処分 「追い出し屋」被害相次ぐ

家賃滞納者の鍵替え家財処分 「追い出し屋」被害相次ぐ

 賃貸住宅の連帯保証を請け負う業者らが、家賃を滞納した入居者に強引に退去を迫る「追い出し屋」の被害が広がっている。被害者の多くは低所得者ら。弁護士らは「新手の貧困ビジネス」と批判し、救済に乗り出しているが、家賃保証業務を規制する法律はない。

■思い出の品処分され 「閉め出すぞ」。
福岡市の女性(38)は携帯電話の通話が耳から離れない。約3年前まで、1K、家賃約4万円のアパートに長女(17)と住んでいた。家賃保証会社が連帯保証人になった。消費者金融などからの借金があり、家賃を滞納した。「取り立てが来たら、娘に嫌な思いをさせる」。女性は妹の自宅に一時避難した。まもなく鍵が交換され、会社から「荷物を預かる」と連絡が入った。1日千円の「保管料」を求められた。女性は滞納家賃を分納し、家財の返却を求めると、保証会社は「もうない」。七五三など娘の思い出が詰まった4冊のアルバムも失った。親族宅に身を寄せ、06年秋、家賃約5万円のアパートに移った。入居時に東京の保証会社と契約を結んだ。勤め先のスーパーの時給は600円台で、月収は10万円余り。借金返済を優先させ、また家賃を滞納した。保証会社に「サラ金まで(車で)乗せてやろうか」と言われたという。女性は「家賃が払えなかった私が悪いけど、悔しい」。保証会社は「違法性があるとは思っていない」と説明する。

■30%近い遅延利息 「荷物をまとめて出て行け」。
10月、大阪府柏原市の男性(63)は保証会社からこう脅されたという。昨夏、家賃8万5千円のマンションに入った。約10年前にエステ店を廃業し、借金が残った。「他人に迷惑をかけたくない」と、入居時に保証会社と契約を結んだ。9月の家賃を滞納すると、保証会社から玄関ドアに督促の紙が張られ、損害金5千円を請求された。契約書には「年率29.2%の割合の遅延損害金」を求めるとあったが、消費者契約法の上限金利の年率14.6%を超えており、司法書士は「無効だ」。保証会社は「契約書の文言は滞納の抑止力になる。文言通りの請求はほぼない」と話す。大阪や福岡では弁護士らが刑事告訴も検討している。

■監督官庁なし 保証会社の多くは90年代に設立。高齢者や外国人労働者らのニーズもあり、新規参入が続いた。今は100社以上あるといわれる。グレーゾーン金利の撤廃で経営が悪化した消費者金融会社からの転出組もあるという。保証会社の関係者は「競争が激しく、滞納しそうな入居者もどんどん入れる。その結果、滞納率が高まり、無理な取り立てをする業者も出てきた」。別の司法書士も「家賃保証の仕組みが悪いのではなく、違法な手口が問題なのだ」。 保証会社は宅地建物取引業法や借地借家法の規制外で、現在は「監督官庁もない状態」(国土交通省不動産業課)だ。(室矢英樹、千葉雄高)

高級ブランド値下げ相次ぐ 金融危機が影響か

高級ブランド値下げ相次ぐ 金融危機が影響か

高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶ銀座2丁目交差点=東京都中央区 ルイ・ヴィトン、カルティエ、フェラガモ-。日本市場を“ドル箱”にしてきた海外の高級ブランドが、相次いで値下げに踏み切っている。円高ユーロ安が進み、商品コストが下がったことが理由だが、これだけのブランドが一斉に値下げするのは異例。背景には高額品の販売が急速に落ち込んでいることも影響しているとみられ、米国の金融危機に端を発した世界的な景気後退が高級路線の転換を迫っている。

 仏宝飾品ブランド、カルティエは、11月21日から時計やアクセサリーなどほぼ全商品を平均約10%値下げした。カルティエを展開するリシュモン・ジャパンでは「円高をみて、適正な価格にした。ディスカウントして売り上げを伸ばそうという意図はない」と話す。

 29日からは、ルイ・ヴィトンがバッグや革小物などを平均7%値下げした。値下げはほぼ4年半ぶりで、為替や製造コストなどから判断したという。仏高級服飾ブランドのクリスチャン・ディオールも、12月2日からバッグやレザーグッズなど一部商品を平均8%値下げする。

 海外の高級ブランドはこれまで「ブランド価値の低下につながるおそれがある」(業界関係者)と、値下げには距離を置いていた。しかも、クリスマスを控え、最も売れる時期だけに、大手百貨店の担当者は「普通なら値下げしないはず」と驚きを隠さない。しかし、世界的な景気後退は高級ブランドの足元を揺さぶっている。

 ルイ・ヴィトンを展開する仏LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンでは1~9月期の売上高のうち日本が11%を占めるが、この期間の日本の売上高は前年同期に比べ7%減った。伊宝飾品ブランド「ブルガリ」は値下げを見送っているが、グループを率いるフランチェスコ・トラーパニ最高経営責任者は「各国の株価が下落し、10、11月の売り上げは過去にないほど悪い。クリスマスはもちろん、2009年も厳しい状況は続くだろう」と話す。

日本百貨店協会が発表した10月の全国百貨店売上高は高額品が大崩れし、ブランドバッグなど身の回り品は前年同月比9・7%減。過去3年間で最大の落ち込みだ。「金融や不動産関連など新興富裕層に購買意欲減退の兆しがみえる」(電鉄系百貨店)ほか、消費を牽引(けんいん)していた20~40代の女性も「自分へのご褒美として購入するケースが減った」(同協会)という。

 値下げによって、実際に売り上げを伸ばしたブランドもある。仏高級靴ブランド、JMウエストンは11月10日から全商品を2割値下げしたが、同ブランドを扱う高島屋日本橋店(東京都中央区)では、売り上げを前年から3割も増やした。低価格の商品を投入した伊フェラガモでも「来店数や販売につながっている」としている。

舞鶴の高1女子殺害、異例の捜査手法 念頭に裁判員制度?

舞鶴の高1女子殺害、異例の捜査手法 念頭に裁判員制度?

 京都府舞鶴市の高1女子殺害事件で、窃盗罪で起訴された男(60)の自宅を殺人などの容疑で捜索した京都府警の「捜査手法」に注目が集まっている。関与を示す物証や供述がない中での捜索が批判され、弁護人立ち会いという異例の展開となったが、背景には「裁判員制度がある」と識者や関係者は語る。自白を前提にするよりも、まず物証を押さえるやり方は制度を見据え、より強まる“流れ”という見方だが、「制度をにらむならば、より捜索は慎重であるべきだ」という声もある。

 「弁護人の反発は想定内だった」。ある府警幹部は、捜索予定日に弁護人が準抗告し、いったん捜索が延期された異例の事態にも強気の姿勢を崩さなかった。府警は捜索にあたり、警察庁や検察当局とも協議を重ねており、強引ともいえる捜査手法への批判も、弁護士立ち会いも「折り込みずみだった」と言う。背景にあるのは捜査の行き詰まりとともに「物証」へのこだわり。弁護人が立ち会うことにより、証拠がみつかった場合は信用性も高まる。

 一連の捜査で府警は被害者の所持品だけでなく、今回の捜索の決め手となった防犯カメラの映像も公開してきた。それ以降も捜査を進める上で不利になりかねない情報を積極的に報道機関に流している。府警の捜査幹部は「重要事件の報道対応としては異例の展開だろう」と振り返るが、公開度を高める裁判員制度をにらんだ対応とみられる。

 府警は今月15日に窃盗容疑で男を逮捕して以降も、「(窃盗)容疑と無関係な証拠品の押収や検証はしていない」と強調し、10日間の勾留(こうりゅう)中に殺人事件には「一切触れなかった」としている。

 これらの捜査手法について元最高検検事の土本武司・白鴎大法科大学院長(刑事法)は「自白を強いるのではなく、まず物証を押さえる。そのやり方は裁判員制度をにらんだ厳密な手順といえる」と評価。井戸田侃・立命館大名誉教授(刑事法)も「自白を強いるより、まず物証を押さえるやり方は本筋で常道といえる」と理解を示す。

 ただ、土本さんは「捜索で物証が見つからなかった場合、どう捜査を続けていくのかが問題になる」と指摘。また、ジャーナリストの大谷昭宏さんは「なんとしても検挙したいという熱意は分かる。だが、こんな捜索は禁じ手で、やっちゃいけない。裁判所も裁判員制度をにらんで安易に捜索令状を出すのは慎むべきだ。しかし制度が始まれば、今回のようなケースが再び出る可能性もある」と話す。

 裁判員制度では捜査の違法性が問われれば、裁判員の心証が悪くなる恐れもあり、京都府警の幹部は「だからこそ捜索までには相当の時間を要した」と話す。と同時に、この幹部は「(裁判員制度をにらみ)事件を世間に印象づけておきたいという思惑が(捜索の背景に)あったのではないか」とも語っている。

裁判員候補 どうしよう、通知きちゃった

裁判員候補 どうしよう、通知きちゃった

<1> フリーター、単身赴任の会社員、交通の便が悪い遠隔地の住民……。「あなたが来年の裁判員候補者に選ばれました」という通知が29日、続々と届いた。「どうしよう」「行かなきゃいけないの?」。人を裁くかも知れない現実に直面し、戸惑う声があちこちで聞かれた。「うわー、こんなの来ちゃったよ」。思わず叫び、封筒のあて先を見直した。横浜市のフリーターの男性(25)は29日の昼過ぎ、郵便受けに、はみ出さんばかりに入っている大きな封筒を見つけた。昨晩見たテレビCMの中で風間杜夫さんが持っていた封筒と同じもの。CMを見ながら、弟(24)に「来たら嫌だな。いつかは当たるのかな」と話していた。「まさか、今日当たるとは。宝くじの逆。運が良ければ、当たらないですよ」。同封の小冊子を読んでみたが、「裁判のことなんて分からないし、参加に意味があるのかも分からない。でも、断る理由もなさそうだし……」。

<2> 名古屋市に単身赴任している会社員の男性(50)のもとには午後4時ごろ、東京の自宅にいる妻から電話が入った。「最高裁判所と書いてある。当たったみたいよ」。封筒の中身には「東京地裁に来ていただく場合がある」と書いてあった。「新幹線で行けないこともないが、辞退はできないのだろうか」。9月に東京から転勤し、住民票を名古屋に移した。候補者は6月時点の有権者名簿から選んでいるため、東京の住所に届いたようだ。管理職のためになかなか行けないが、「できることなら裁判員をやってみたい」とも思う。ただ、「わざわざそのために遠くまで行くかというと、単身赴任者は普通は断るでしょうね」。転居などで「住所が裁判所の管轄外にあり、出頭が難しい場合」は裁判員を辞退できる。この会社員も、希望すれば辞退が認められそうだ。三陸海岸沿いの岩手県宮古市に住む自営業者の女性(58)も封筒を受け取った。

<3> 「自分の意見が誰かの人生を左右する」。そんな不安と同時に、興味も出てきた。「こんな機会はめったにない。私も常識的なことなら言えると思う」約100キロ離れた盛岡地裁までは列車かバスを使って2時間以上。列車は1日4本しかない。1時間に1、2本あるバスで行くことになりそうだ。「大雪の時は足が心配だけど、家族や店の従業員の協力があれば大丈夫だと思う」と話した。昼ごろ、通知を受け取った東京都内の自営業男性(54)は数年前、離婚がらみの民事裁判で被告になり、裁判所に通い詰めたことがある。今度は法壇から裁く立場になるかも知れない。「自分のような者が候補になるとは。せっかく社会の一員として認めてもらっているなら、力まず自然体で、法廷に足を運びたい」「もったいない」。

<4> 裁判員として参加を望んでいた神奈川県大和市の無職男性(65)の家にも、通知が届いたが、あて名は福祉施設に入所する義母(87)。認知症があり、耳もほとんど聞こえない。「33歳の息子も裁判員になりたがっていた。後ろ髪を引かれる思いで、調査票に『辞退』を記入します」と残念そうだった。東京都渋谷区の金融機関の男性会社員(34)は、通知が来たことを直属の上司に伝えるつもりだ。「自分の仕事がたまるだけなので、正直に言えば、呼び出し状は来てほしくないです」。一方で、実際に裁判員を体験した市民の感想は知りたい。「職場に影響がなかったかどうかや、生活がどう変わったのかが分かれば、後に続くほかの候補者も裁判に臨みやすくなると思います」と話した。
  ◇

〈裁判員候補者への通知〉 選挙人名簿から選ばれた約29万5千人に対し、最高裁が28日に発送した。受け取ってもすぐに裁判所に行く必要はない。職業上の制約などで裁判員になれない人や、辞退が認められた人を除く候補者から、事件ごとに数十人がくじで選ばれ、来年5月以降に改めて通知を受ける。実際に裁判所に足を運ぶことになるのは、来年7月以降の見通し。

なぜこんな場所に!?高校の生徒寮に喫煙室 愛知県警が捜索、書類送検へ

なぜこんな場所に!?高校の生徒寮に喫煙室 愛知県警が捜索、書類送検へ
 愛知県新城市の私立・黄柳野(つげの)高校(辻田一成校長)の生徒寮に喫煙室が設置されているとして、県警が県青少年保護育成条例違反(喫煙場所の提供)の疑いで寮を家宅捜索、灰皿などを押収していたことが30日、分かった。県警は学校関係者の書類送検を検討している。辻田校長は「喫煙のための部屋ではなく、禁煙につなげる教育指導としての取り組みだった」と説明している。

 同校によると、山火事を防ぐため、昨年4月、4つある男子寮にそれぞれ「禁煙指導室」と名付けた喫煙室を設置。職員が、喫煙した生徒をチェックして、禁煙を指導していた。寮周辺が山に囲まれ、生徒が寮の外でたばこを吸った場合、山火事の危険があるための配慮だったとしている。

 黄柳野高校は平成7年に開校。不登校の生徒らを全国から受け入れている全寮制で、生徒数は231人。

恐怖の2晩、やっと安堵 インドのテロ、日本人ら解放

恐怖の2晩、やっと安堵 インドのテロ、日本人ら解放

<1> インド西部ムンバイの同時多発テロで、標的となったトライデントホテルに閉じこめられていた日本人宿泊客全員や航空会社の客室乗務員ら200人は28日、治安部隊の支援を受け、次々とホテルから脱出した。人々は2晩も続いた恐怖の時間から解放され、安堵(あんど)の表情を浮かべた。午前10時。宿泊客らはホテルの裏口から治安部隊に付き添われて次々と姿を現した。治安部隊がテロリストを追い込み、安全が確保された段階で順次、救出されたとみられる。

<2> 宿泊客らはいったん隣のインド航空ビルに移動。ビルの中で休憩した後、知人や関係先に連絡を取り、バスや出迎えの車、タクシーで現場付近を後にしていった。正午すぎには、日本人と見られるグレーのジャケット姿の男性が、飲料水の缶を片手に、しっかりとした足取りで現れた。記者からの「お疲れ様でした。日本の方ですか」との問いかけに2度、頭を下げた。 男性は、液化石油ガス(LPG)卸売会社レモンガス(神奈川県平塚市)の赤津欣弥(きんや)社長(42)。インドのLPG事情を視察するために三井丸紅液化ガス(東京都千代田区)の招待でムンバイを訪れていた。丸紅インド・ムンバイ支店の今井正浩支店長は朝日新聞の電話取材に「ホテルにいた3人が私の自宅に無事にいます」と説明。赤津社長は一緒に閉じこめられていた同行メンバー2人とともに今井支店長の自宅に移ったようだ。

<3> 脱出した米国人男性は「館内でテロリストの姿も、遺体もたくさん見た。大変恐ろしい光景だった」と振り返った後、迎えに来た知人を見つけ、無事を喜んで抱き合った。航空会社の客室乗務員の男性は「ほっとした」とだけ言い残してバスへ。イスラエル人男性は「客室のミニバーの飲み物を飲んで空腹をしのぎ、解放を待っていた」と元気そうに話した。 同ホテルのハイヤー運転手のニレシュさん(49)は、救出された英国人男性2人、デンマーク人男性1人をそれぞれ各国の領事館へと車で送った。「大変な思いをした人たちを助けることができて、私は幸せな人間です」と語った。

「国、暴力団以上にえげつない」橋下知事 事業負担金で

「国、暴力団以上にえげつない」橋下知事 事業負担金で

 大阪府の橋下徹知事は28日、府北部地域の7市長との懇談会で、国の公共事業に都道府県が負担金を支出していることについて「国があって、上納させられて、それこそ暴力団組織以上のえげつなさだ。これを変えないと何もやろうと思うことができない」と批判した。 08年度の府の建設事業費約2千億円のうち、国事業への負担金は約400億円。橋下知事は「国の事業は国の責任と金でやってほしい」と持論を展開。「(国に)上納させられて、がんじがらめにしばられている。国に払う分が先に固められているのが納得いかない」とまくし立てた。

乗りたい!! エンツォフェラーリのタクシー

乗りたい!! エンツォフェラーリのタクシー

中東オマーンになんとも凄いタクシーが登場して話題となっている。そのタクシーとは『エンツォフェラーリ』。フェラーリの中でも最高峰のスーパーカーだ。

中東オマーンになんとも凄いタクシーが登場して話題となっている。そのタクシーとは『エンツォフェラーリ』。フェラーリの中でも最高峰のスーパーカーだ。

同車はフェラーリ社の創業55周年を記念して2002年に誕生。ピニンファリーナの手による美しいボディに6.0リットルV12ユニットを搭載。最大出力660ps、最大トルク67kgm、最高速度350km/hオーバーという圧倒的スペックを実現した。

ボディサイズは、全長4700×全幅2035×全高1150mm、ホイールベースは2650mm。2004年までに限定399台が生産された。日本にも約30台が上陸しており、新車価格は7850万円。しかし、現在ではその希少性から1億円を超える価格で取り引きされている。

そんな超レアなフェラーリのタクシー仕様、ボディはオレンジでドアと屋根がホワイト塗装。ルーフとドアにはタクシーを示すマークが装着され、遠くからでもかなり目立つ。乗車定員は2名(つまり乗客は1名のみ)だが、そんなことはお構いなし、といったところ。

オマーンを訪れる観光客なら、ぜひ助手席に座ってエンツォの加速を味わってみたいもの。それにしても、オイルマネーで潤う国の考えることは、スケールも桁違いだ。

20081127-00000044-rps-ind-view-000.jpg

「一澤帆布」相続問題、前社長側が逆転勝訴 大阪高裁

「一澤帆布」相続問題、前社長側が逆転勝訴 大阪高裁

 布製かばんで知られる「一澤帆布(いちざわはんぷ)工業」(京都市)の先代の会長が残したとされる遺言書の真偽をめぐる訴訟で、大阪高裁は27日、遺言書を無効とする判決を言い渡した。 先代会長の一澤信夫氏の三男の前社長・信三郎氏(59)の妻が長男の現社長・信太郎氏(63)らを相手に、遺言書の無効確認などを求めていた。信太郎氏側は上告する方針。 大和陽一郎裁判長は、訴えを退けた一審・京都地裁判決を取り消し、「重要な文書なのに認め印が使われるなど極めて不自然。真正な遺言書とは認められない」と述べた。遺言書とされた文書には、同社株の5分の4を信太郎氏に相続させるなどと記されていたが、これが無効となることで、信太郎氏らの議決権は失われると判断。当時社長だった信三郎氏が取締役を解任された05年の臨時株主総会の決議も取り消した。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。