SSブログ

車で200メートル転落 がけ下で3日半、男性救助

車で200メートル転落 がけ下で3日半、男性救助

【1】
 岐阜県海津市南濃町庭田の県道で、乗用車ごと約200メートル下の谷に転落した男性が11日、3日半ぶりに救助された。男性は左足にかすり傷を負い、ドアが開かなかったため、2日間は車内に閉じ込められていたという。 救助されたのは名古屋市瑞穂区本願寺町、無職武田悟さん(58)。海津署によると、武田さんは8日午前4時ごろ、峠道を運転中、飛び出したウサギのような小動物を避けようとして運転を誤り、道路右側のガードレールの切れ目部分から、谷底に向けて落ちたらしい。

【2】
 11日正午ごろ、車で通りかかった女性が、ドアのすき間から車外に出て助けを求める武田さんを見つけて110番通報。約1時間後に県警ヘリコプターが上空から救助した。現場は1車線の山道で車の通行は少なく、未明には気温が10度を切ることもあったという。 一方、県警は武田さんの救助中に、現場から南東約100メートルの斜面で、横転した別の軽乗用車と1人の遺体を発見した。車は焼けて腐食しており、遺体は車と地面の間にはさまれていた。県警が遺体の身元や死因を調べている。

【3】
 救助された武田悟さんは11日、病院で診察を受けた後、転落した時の状況などを語った。 趣味のドライブのため自宅を出たのは7日夜だった。現場付近に来たのは8日午前4時ごろで、小さなスペースに車を止めて休もうとした時だった。ウサギのような小動物が目の前を駆け抜けた。とっさにハンドルを切ると、車はそのまま、がけの茂みを分けるように滑降。シートベルトをしていなかったが、谷底近くでは、がれきがクッションになり、車は横転することもなかった。 しばらく気を失った。車の周りはツタがからまるようになっていて、ドアが開かなかった。携帯電話の電波は届かず、そのまま2日間は車中で過ごしたという。 10日朝にようやく、ドアをこじ開けてすき間から外に出た。たき火で暖をとったものの、その煙に気づいてくれる人はなく、「2、3年は見つからないのかな」と思ったという。11日に通りかかった車に向かい、車中にあったオレンジ色の本を振るとようやく気づいてくれた。3日間は何も口にしなかった。 左足のけがは、ひざをすりむいた程度。武田さんは「車が横転せず、斜面の角度がちょうどよかったため助かったのでは」と話した。

興奮剤残留の豚肉料理で70人中毒 中国浙江省

興奮剤残留の豚肉料理で70人中毒 中国浙江省
このニュースのトピックス:中国
 中国の通信社、中国新聞社によると、浙江省食品薬品監督監理局幹部は11日、興奮剤が残留した豚肉を食べた浙江省嘉興市のプラスチック会社従業員70人が、中毒症状を起こしたことを明らかにした。

 従業員は10日、昼食に豚肉を使った料理を食べた後、手足のしびれや動悸(どうき)、嘔吐(おうと)などの症状を訴え、市内の病院に運ばれたという。

 豚への興奮剤の投与は人体に有害なため禁止されているが、中国では脂身の少ない豚肉が良いとされ、興奮剤を与えると豚が絶え間なく運動し脂肪が減るため使われていた。

携帯電話 顧客満足度1位はau 端末はソニー・エリクソン

携帯電話 顧客満足度1位はau 端末はソニー・エリクソン
 携帯電話会社の顧客満足度(CS)第1位はau(KDDI)で、携帯電話端末メーカーはソニー・エリクソン-。調査会社のJ・Dパワー アジア・パシフィックが11日公表した平成20年の携帯電話に関するCS調査でこんな結果が出た。

 調査は8月に実施し、7500人から回答を得た。電話会社については端末の魅力や、つながりやすさ・エリアの広さ、音楽配信など非音声サービスなど5項目に関して、1000点満点で評価した。

 auは5項目すべてで他社を上回った。2位はNTTドコモ、3位はソフトバンクモバイルで、3年連続、同じ顔ぶれ。

 一方、端末メーカーに関する調査では操作性、デザイン、カメラ、メールなど7項目にわたって、約1800人から聞いた。

 首位のソニー・エリクソンは前年の3位から浮上、16年の調査開始以来、初めての1位。操作性・機能、メールの2項目で最も高い評価を得たほか、故障・不具合の少なさや搭載カメラの性能などでも高い評価を得た。2位は富士通、3位はカシオ計算機だった。

井戸・兵庫知事「関東大震災起きればチャンスになる

井戸・兵庫知事「関東大震災起きればチャンスになる

 兵庫県の井戸敏三知事は11日、和歌山市で開かれた近畿ブロック知事会議で、関西経済の活性化を論じる中で、「関東大震災はチャンス」などと述べた。首都圏の災害時における関西の補完機能の重要性を指摘した内容だったが、他都市の被害を歓迎するように取られかねない発言に、参加した各知事からは「不適切だ」との声が上がった。

 井戸知事は11日夜、神戸市内で記者会見し、発言の真意について「東京一極集中へのリスクの高まりと、リスクへの備えを(事前に)引き受けるのが関西のチャンスになるという意味だ」と説明。「言葉づかいが適切でなかったことは反省しなければならない」と述べたが、発言は撤回しなかった。

 会議には近畿2府4県と福井、鳥取、徳島、三重の知事と副知事が出席。井戸知事は「東京一極集中を打破するための旗を揚げなければならない」と前置きしたうえで、「関東大震災なんかが起これば(首都圏は)相当ダメージを受ける。これはチャンス」と発言。さらに「首都機能を関西が引き受けられる準備をしておかないといけない」などと述べた。

 井戸知事は会議途中で公務のため退席。会議後の記者会見で、鳥取県の平井伸治知事は「阪神大震災の被災県である兵庫県の井戸知事だからこそ、表現については訂正するべきだ」。大阪府の橋下徹知事は「(首都機能の)バックアップ機能が必要だという真意は、全知事がわかっている。でも、不適切な発言ばかりやっている僕から見ても不適切だった」と疑問を呈した。

 井戸知事は旧自治省で大臣官房審議官などを経て、阪神大震災の翌年の96年に兵庫県副知事に就任した。01年に初当選して現在2期目。

     ◇

 井戸敏三・兵庫県知事の発言要旨は次の通り。

 まず、東京一極集中をどうやって打破するかという旗を揚げないといけない。物理的には、関東大震災なんかが起これば相当ダメージを受ける。これはチャンスですね。チャンスを生かす、そのための準備をしておかないといけない。機能的には、金融なんです。金融とマスコミが東京一極集中になっている。東京に行った企業をもう一度、関西に戻せというカムバック作戦を展開していく必要がある。(中略)そういう意味では、防災首都機能を関西が引き受けられるように、あるいは第2首都機能を関西が引き受けられるような準備をしておかないといけない。

オバマ氏当選で大統領ジョークの減少を心配する声

オバマ氏当選で大統領ジョークの減少を心配する声
 次期米大統領に選出されたバラク・オバマ氏の歴史的な勝利は、ジョージ・W・ブッシュ大統領に関するジョークでうまくやっていたコメディアンにとって良い兆候とはならなそうだと専門家はみている。

 左派に傾いたコミックを好むからか、その勝利の持つ歴史的な意味からか、あるいは、今のところあまり失言がないせいか、コメディアンたちはオバマ氏をジョークにできる機会を少ししか見つけられないでいる。

 ニューヨーク市で発行されているヴィレッジ・ボイス誌のコラムニスト、マイケル・ムスト氏は「オバマ氏が選ばれた選挙は、われわれの国にとっては素晴らしいことだが、コメディにとっては悪いことだ」と話した。「彼はこの重大局面に国を救おうとしている、ひたむきで知的な人物で、それはあまり面白くない」とも述べた。

 同氏はまた、コメディはおどける対象がいて盛り上がるものだとして、「サタデー・ナイト・ライブのような番組では、Nuclear(核)と言えないブッシュ大統領やアフリカが大陸だと知らなかったサラ・ペイリンを取り上げたときに、もっとも上手くいった」と語った。

 NBCが長年放送しているコメディ番組のサタデー・ナイト・ライブは、2008年の米大統領選の間、女優ティナ・フェイによる共和党の副大統領候補サラ・ペイリンのものまねで人気が高まった。

 シラキュース大学のロバート・トンプソン教授(テレビと大衆文化)は「バラク・オバマは今のところ、コメディアンにとって悪夢だ」と語った。

 NBCの「トゥナイト・ショー」の司会者ジェイ・レノも、オバマ氏の勝利を嘆いてみせる。「コメディアンとして、ブッシュ大統領がいなくなるのを寂しく思う。バラク・オバマはジョークにするのが簡単ではない」と、4日の選挙翌日に会場の聴衆に語った。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。