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MSへの身売り再燃も=ヤンCEO辞任で-米ヤフー

MSへの身売り再燃も=ヤンCEO辞任で-米ヤフー

 米インターネット大手のヤフーは共同創業者のジェリー・ヤン最高経営責任者(CEO)が近く辞任することで、先に買収提案を拒絶された米マイクロソフト(MS)への身売り交渉が再燃しそうだ。

 ヤン氏はMS嫌いで知られ、MSによる買収提案も今年7月、ヤフー側が「買収額を理由」に最終的に拒否し、決裂した。しかし、ヤン氏の辞任で、MSは世界検索シェア6割の最大手グーグルを追撃するため、「再提案に向け障害がなくなった」(アナリスト)との観測がもっぱらだ。

 検索事業でMSはシェア1割強にとどまり、ヤフーの5億人に上る顧客基盤を自陣に取り込むため、現在も水面下で検索事業のみの買収を模索中とされる。 

元厚生次官宅を連続襲撃 計3人死傷、連続テロか

元厚生次官宅を連続襲撃 計3人死傷、連続テロか
 18日午後6時半ごろ、東京都中野区上鷺宮2丁目、元厚生事務次官で社会保険庁長官も歴任した吉原健二さん(76)宅に宅配便配達を装った男が侵入、妻靖子さん(72)を刺して逃走した。靖子さんは胸など数カ所を刺され重傷。警視庁は殺人未遂事件として捜査本部を設置した。一方、同日午前、さいたま市南区別所2丁目の民家で見つかった夫婦の遺体は、この家に住む元厚生事務次官山口剛彦さん(66)と妻の美知子さん(61)だったと埼玉県警が発表した。2人の胸に刺し傷が数カ所あり、凶器が見つかっていないことから、殺人事件として捜査本部を設置した。

 警察庁では連続テロとの見方を強めている。同庁幹部は18日夜、2人の経歴が似ている▽凶器が刃物▽襲撃場所が自宅玄関など、共通点が複数あるとして「連続テロの可能性がある」と語った。2人は、基礎年金制度や、サラリーマンの妻も年金の被保険者となる仕組みを導入した年金改革に取り組んだという共通点もある。19日に埼玉県警と警視庁の幹部を集め情報交換し、捜査方針を話し合う。また厚労省からの要請を受け、歴代事務次官経験者などの身辺警護を強化するよう全国の警察本部に通達を出した。

 野方署によると、吉原さん方を訪れた男が「宅配便です」と声をかけたため、靖子さんが玄関のドアを開けたところ、男がいきなり刃物のようなもので切りかかった。吉原さん方は夫婦と長男の3人暮らしで、当時は靖子さんが1人で家にいたという。

 靖子さんは刺された後、「主人が狙われているかもしれない」と話し、自宅にいなかった吉原さんの安全を気にしていた。また男について「バイクで来て、バイクで去った」と話したという。

 男は30歳ぐらいとみられ、身長160センチくらいで中肉。野球帽をかぶっていたという。

 一方、浦和署捜査本部によると、山口さん夫妻は玄関の土間で仰向けに並ぶように倒れていた。山口さんは腕などに犯人と争った際にできたとみられる傷があったという。他に室内には目立った血痕はなく、玄関付近に犯人のものとみられる足跡があったことから、玄関で殺害されたとみて調べている。

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百貨店「非常事態だ」 売上高8カ月連続前年割れ 10月

百貨店「非常事態だ」 売上高8カ月連続前年割れ 10月

 個人消費の冷え込みが加速している。日本百貨店協会が18日発表した10月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比6・8%減の5845億円となり、8カ月連続で前年を割り込んだ。同協会では「消費税の導入や引き上げなどによる特殊要因を除くと最悪の状況」とし、かき入れ時の年末年始商戦に向け危機感を強めている。

 10月は気温が高めで推移し、秋物が不調だったことが追い打ちとなり、主力の衣料品が9・6%減と大きく落ち込んだ。衣料品の前年割れは16カ月連続。

 株安で購買意欲が冷え込む「逆資産効果」も顕著だ。高級ブランドのバッグなどを含む身のまわり品は9・7%減と、過去3年間で最大の落ち込みを記録した。特に、東京地区で8・4%減となるなど、「富裕層が多い大都市が急減速した」(同協会)。

 1~10月累計の全国売上高は前年同期比3・3%減。同協会の平出昭二顧問は「年間売上高の3%以上の減少は危険水域。10月はこの水準を超えており、非常事態だ。冬のボーナスや雇用情勢も悪化する傾向にあり、消費が上向く材料はない」と話す。

 こうした状況を受け、各社は改装に加え、低価格商品の扱いを増やすなどテコ入れに懸命だ。

 伊勢丹新宿本店の10月の売上高は9・3%減となり、9月の一部改装の効果が早くもなくなった。三越伊勢丹ホールディングスの石塚邦雄社長は「消費者の価格志向が強まっており、質を落とさずに価格を下げることが求められている」と戦略の見直しを急ぐ。

 同協会でも加盟する百貨店に対し、魅力ある商材の確保や催事の強化などを呼びかける方針だが、売り上げ回復の決定打になるかは不透明で、各社の“暗中模索”が続きそうだ。

USB 3.0仕様が決定――転送速度は10倍に

USB 3.0仕様が決定――転送速度は10倍に

 USB仕様の策定を進める標準化団体「USB Implementers Forum(USB-IF)」は11月17日、データ転送スピードを高速化した次世代のUSB規格「USB 3.0」の最終仕様を発表した。

 USB-IFの会長で米国Intelのシニア・テクノロジー・ストラテジストのジェフ・レイバンクラフト(Jeff Ravencraft)氏は、カリフォルニア州サンホゼ市で開催中されたイベント「SuperSpeed USB Developers Conference」においてUSB 3.0の仕様を発表した。「SuperSpeed USB」とも呼ばれる新規格では、デバイス間の転送スピードはUSB2.0の10倍近く高速化するという。

 USB2.0の転送速度は、現在出回っているデバイスで利用するには十分なスピードを達成している。だが、レイバンクラスト氏によれば、デバイスがより小型化し、動画などマルチメディア・アプリケーションの利用が増加する将来に向けて、さらに高速な転送速度を実現するUSB 3.0が必要になったという。

 例えば、フラッシュ・ドライブから1GBのデータをホスト側に転送する際、USB2.0では33秒かかるが、USB 3.0ではわずか3.3秒で転送が完了するという。つまり、映画1本分のデータを、USBドライブからPCに転送する時間が1分以下になる。しかし、イベント会場で実際に行われたデモでは、データ転送レートは約3Gbpsにとどまり、USB-IFが主張する最大スピードの5Gbpsを下回った。

『USB 3.0』、また一歩実現に近付く

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