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京都・舞鶴高1殺害容疑、近くの60歳男宅を捜索へ

京都・舞鶴高1殺害容疑、近くの60歳男宅を捜索へ

<1> 京都府舞鶴市で今年5月、同府立東舞鶴高校浮島分校1年の小杉美穂さん(当時15)が殺害された事件で、府警舞鶴署捜査本部は27日午前、殺人、死体遺棄容疑で、遺体発見現場近くに住む男(60)の自宅の家宅捜索に乗り出す。28日まで2日間かけて捜索し、事件との関与を示す証拠の有無を確かめる。男は今月中旬、別の窃盗容疑で逮捕され、身柄が拘束されている。

<2> 府警によると、男は市内の民家から7月に女性用下着1枚を盗み、8月下旬には神社のさい銭箱から約2千円を盗んだ疑いで今月15日に逮捕されていた。 捜査関係者によると、男は小杉さんが自宅を出た5月6日夜、小杉さんが歩いていた舞鶴湾沿いの府道近くにいたことがわかっており、沿道に設置されている防犯カメラの画像解析でも、小杉さんとともに映っていた男と体つきなどが似ているという結果が出たという。ただ、男が殺害や遺体の遺棄に関与したことを示す証言や物証はこれまで見つかっていない。

<3> 小杉さんは5月6日午後11時過ぎに自宅を1人で外出したまま行方がわからなくなり、8日朝、自宅から約7キロ離れた舞鶴市朝来中の朝来川沿いの雑木林の中で遺体で見つかった。 司法解剖の結果、死亡推定時刻は7日未明で、死因は鈍器のようなもので顔などを何度も殴られたことによる失血死だった。

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防犯カメラには、5月7日未明、小杉美穂さんとみられる女性(左)と連れだって歩く男(右下)が映っていた。男は黒っぽい服装で、前かご付きの自転車を押していた=京都府警提供

汚染米の「三笠フーズ」、破産手続き申し立て

汚染米の「三笠フーズ」、破産手続き申し立て

 残留農薬などに汚染された事故米を食用に不正転売していた米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)は25日、大阪地裁に破産手続きの開始を申し立てた、と発表した。

 グループ会社「辰之巳」と、両社の債務を個人保証していた冬木三男社長(73)も21日付で、破産を申し立てた。冬木社長は経営再建を断念した理由を「国民の皆様や食品業界に及ぼした不信感は極めて大きく、企業としての信用回復ができなかった」としている。

 三笠フーズによると、負債総額は、三笠フーズが約9億円、辰之巳が約6億5000万円にのぼる。

汚染米で農水省20人超処分へ 有識者会議が責任指摘

汚染米で農水省20人超処分へ 有識者会議が責任指摘

《1》事故米が食用に不正転売された問題の原因と責任を検証してきた政府の有識者会議(座長・但木敬一弁護士)は25日、調査報告書を野田消費者行政担当相に提出した。農薬やカビ毒が検出された汚染米の有害性を認識しながら、食の安全よりも早期売却を優先させた農林水産省の責任を指摘した。石破農水相は近く、自身を含め関係職員に対し、減給や訓告などの処分を行う方針。処分対象は20人を超える規模になる見通し。

《2》有識者会議は、牛海綿状脳症(BSE)問題の反省から、農水省が「食の安全」を重視するための組織改編をしながら、業務全体に食の安全の観点が働く仕組みを築けなかったとし、組織上の統括者である歴代農水相や事務次官にも反省を要求。農水省に、国民の理解が得られるような厳正な職員の処分を求めた。問題の背景に、「自分の取り扱っている職務が国民の食の安全につながっているという自覚や責任感が欠落していた」「目先の仕事をこなしていればよいという官僚主義的体質」があったと総括した。残留農薬やカビ毒が検出された汚染米の売却では、農水省が廃棄を検討せず、三笠フーズ(大阪市)などへの聞き取り調査だけで、工業用のり用の需要があると判断し売却を決めた責任を重視。食品企業を売却先から除外せず、米に着色するなど不正転売を防ぐ有効手段を何一つ講じなかったとし、当時の本省総合食料局長や食糧部長の責任が最も重いとした。

《3》 07年1、2月、東京農政事務所に三笠フーズの汚染米転売を示唆する投書が寄せられたが、その対応でも、総合食料局の責任に言及。当時、三笠フーズの売却先などを調べていれば、不正転売への牽制(けんせい)になった可能性も指摘した。同省が96回にわたる三笠フーズへの「検査」で、不正を見抜けなかった責任については、担当の福岡農政事務所長の責任が特に重いと判断。「食の安全を確保する重大性を認識せず、漫然と検査を行った」と批判した。問題が発覚した9月、太田誠一前農水相と白須敏朗前事務次官がすでに引責辞任しているが、農水省は報告書の指摘を踏まえ、改めて当時の関係職員に対し、減給や訓告などの処分をする。石破農水相も大臣報酬の一部の自主返納を検討するとみられる。しかし、汚染米の売却を決めた当時の本省消費流通課長ら、すでに退職した職員については処分は及ばないという。

〈事故米問題〉 農水省が工業用のりに用途を限って売却した事故米を三笠フーズや浅井などが食用に不正転売していた。農薬やカビ毒で汚染された米は、大手酒造会社のほか、学校や病院の給食でも使われ、流通先は最終的に延べ530カ所近くに上った。工業用と食用の米には10倍以上の価格差がある。

バチカンがレノン、42年ぶりに“許す” 「キリストより人気」発言で

バチカンがレノン、42年ぶりに“許す” 「キリストより人気」発言で

42年ぶりにバチカンから“許された”ジョン・レノン(AP) 英日曜紙サンデー・タイムズや英BBC放送は24日までに、「いまやイエス(キリスト)より僕らの方が人気がある」と発言して物議を醸したビートルズのジョン・レノンさん(1980年死去)を、ローマ法王庁(バチカン)が約42年ぶりに“許した”と報じた。バチカンの日刊紙オッセルバトーレ・ロマーノの記事を元にしている。

 ロマーノ紙はレノンさんの発言に、「長い年月を経たいまでは、英国の労働者階級の若者が予想外の成功になんとか対応しようと、得意がっていただけのように聞こえる」と論評。ビートルズには、「才能あふれるレノンさんらは現代のポップミュージックの新境地を開いた」と称賛した。

 レノンさんは1966年に英紙に発言。米国でキリスト教保守派らが強く反発し、ラジオ局が曲の放送を中止し、コンサートが取りやめになる騒ぎに。レノンさんは反宗教的な意図はなかったと謝罪したという。

金賢姫元死刑囚「謀略説に苦悩」の書簡 “親北”盧政権を批判

金賢姫元死刑囚「謀略説に苦悩」の書簡 “親北”盧政権を批判

《1》金賢姫元死刑囚『北朝鮮の女性元工作員で大韓航空(KAL)機爆破テロ事件の犯人・金賢姫(キム・ヒョンヒ)・元死刑囚』が、親北・左翼的だった盧武鉉前政権時代、情報機関の協力の下でテレビ各局などが繰り広げた”KAL機事件謀略説”に対し抗議と怒りの書簡を発表し話題になっている。

 書簡は人権団体のイ・ドンボク北韓民主化フォーラム代表に送られてきたもので、金賢姫の対外的な訴えは初めてだ。

 書簡は彼女が北朝鮮で受けた工作員教育の際、日本語を教えてもらったという田口八重子さん(北朝鮮では李恩恵)について「彼女の存在と彼女が拉致日本人だったことは北朝鮮も認めているではないか」とし、謀略説とそれに便乗した政府機関、親北・左派勢力のでたらめさをあらためて非難している。

《2》 謀略説というのは「事件は韓国当局がデッチ上げた自作自演で北朝鮮は関係ない。金賢姫はニセ者」というもので事件当時、北朝鮮当局や在日朝鮮総連、日本の親北・左翼系などによって流布された。

 国際的には「北朝鮮のいつものでたらめ宣伝」としてほとんど相手にされなかったが、社会的に親北・左派勢力が幅を利かした前政権時代になって「過去史真相究明委員会」など政府機関やマスコミなどで大まじめに取り上げられ、執拗(しつよう)に”金賢姫追及”が行われた。

 金賢姫がとくに問題にしているのは、確実な捜査結果や彼女の自供内容は紹介せず「金賢姫とは何者か」「16年間の疑惑と真実」「金賢姫の疑問の足跡」など題して一方的に謀略論をあおったテレビ各社。しかも彼女を管理していた情報機関の国家情報院は、偏向報道に利用されることを知りながら彼女に対しテレビ出演やインタビューをしきりに勧めたという

《3》これまで彼女の住所は北朝鮮による報復テロなどの危険性から秘密になっていたが、テレビは情報機関の協力で自宅に押しかけ撮影までしたため移転を余儀なくされた。また情報機関は”海外移民”まで勧めたという。

 書簡は、謀略説の最大の狙いは「テロ作戦は金正日総書記の指示」とした彼女の供述をひっくり返すことだったとし、テレビ制作陣は彼女を出演させ彼女が「良心宣言」をすることを画策したという。

 国家情報院に対する不満、批判としては、盧武鉉政権時代の政治的な過去否定作業の中で、1987年のKAL機事件捜査を担当した前身の国家安全企画部に対する否定的見方が強く、親北風潮に便乗し謀略説にき然と対応していないとしている。

 彼女は田口八重子さんに関連し「彼女が残してきた幼い2人の子供に会いたいと涙ながらに語っていた姿を思いだします。成人になった息子の様子を日本のテレビで見ましたが大きな目がお母さんに似ています。会ってお母さんの話をしてあげられない私の現実が残念です」と記している

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