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9月中間配当、見送り相次ぐ=東証1部で約300社

9月中間配当、見送り相次ぐ=東証1部で約300社

 3月期決算の上場企業の間で、2009年9月末の中間配当を見送る動きが相次いでいる。時事通信社が29日時点で集計したところ、東証1部で中間配当予想をゼロとしている企業は293社に上り、既に前年の中間配当見送り企業数(225社)を大幅に上回った。昨年秋以降の世界的な景気後退の影響で企業業績は急速に悪化。中間期に純損益で赤字を予想する企業が多く、配当余力が乏しくなっているためだ。

 集計対象は3月を決算期とし、前年中間期と比較可能な1344社。中間配当は実施するものの前年より減額する見通しなのは297社で、見送りと合わせると4割強の企業が配当を減らすことになる。
 前年に中間配当を実施したが、今年は見送ると発表したのは94社。日立製作所、東芝、三菱電機の電機大手3社は、9月中間期に純損失を見込むことから、相次いで配当見送りを発表。鉄鋼需要の低迷で中間期に経常赤字を見込む新日鉄やJFEホールディングスも、配当を取りやめる。

 中間配当を実施するとしている企業は全体の85%に当たる1148社だが、97社が現時点で配当額を「未定」としている。足元の円高進行で企業業績の先行きには不透明感が強まっており、見送りを公表する企業はさらに増えそうだ。 
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