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内定取り消し、過去最悪2083人=自宅待機は1000人超-厚労省調査

内定取り消し、過去最悪2083人=自宅待機は1000人超-厚労省調査
4月30日14時55分

 厚生労働省は30日、企業から採用内定を取り消された今年3月卒業の学生数が2083人だったと発表した。山一証券破綻(はたん)など金融危機の影響を受けた1998年3月卒(1077人)の2倍近くに相当。現行方式で統計を取り始めた98年以降で最悪の水準となった。また、企業が内定者に自宅待機や入社延期を指示した人数を初めて公表、4月23日時点で1023人に上った。世界的な不況の中、厳しさを増す就職の実態が改めて浮き彫りになった。
 内定取り消し人数は4月24日時点の集計結果で、前回調査(3月23日時点、1845人)に比べ238人増えた。内定を取り消した企業(支社、営業所ベースなど含む)は427社。人数の内訳は大学卒などが1703人、高校卒が379人、中学卒が1人。
 一方、自宅待機などを指示したのは92社で、大学卒などが548人、高校卒が475人。待機期間は「3カ月―6カ月以内」が425人、「6カ月以上」が8人で、3カ月以上が全体の4割強を占めた。このため、各ハローワークは期間を短縮するよう指導している。このほか、「1カ月以内」が134人、「1カ月-3カ月以内」が456人だった。
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