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中国、最新鋭兵器で大規模パレード 建国60周年を祝う

中国、最新鋭兵器で大規模パレード 建国60周年を祝う

 中国建国60周年の祝賀式典が1日午前、北京の天安門広場一帯で開かれた。10年ぶりとなる軍事パレードは、最新鋭の大陸間弾道ミサイル(ICBM)や戦闘機などを披露し、装備の近代化を内外に誇示。過去最大規模となった。胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席が車上から、パレードのために整列した各部隊を閲兵した後、天安門の楼上で演説し、「社会主義だけが中国を救い、改革開放こそが発展をもたらした」と60年間の成果を強調した。

 軍事パレードは1949年の建国以来14回目。今回参加した兵器は52種類。中国軍によると、すべてが国産で約9割が初公開の兵器で、「軍の機械化と情報化を複合した発展が特徴」(高建国・閲兵連合指揮部報道官)だ。ミサイル部隊では、米国全土を射程内におくとされるICBM「東風31」改良型のほか、命中精度が高い巡航ミサイル「東海10」などが初公開された。戦闘機では、米国のF16戦闘機に匹敵する性能を持つと言われる自主開発の戦闘機「殲(せん)10」や、空中警戒管制機(AWACS)などが登場した。その後、小中学生ら18万人を動員して、パレードとマスゲームを行った。新中国建国後の発展を強調。 新疆(しんきょう)ウイグル自治区での騒乱を受け、国内の56民族の「友好と団結」も訴える内容になっている。

インターネット上で「税金の無駄遣い」などと批判が出ていることから、前回よりも参加者は6万人少なく、パレードの山車も90台から60台に減らした。テロを警戒して、会場周辺のビルやホテルは窓を開けることを禁じられた。当局が動員した約20万人の招待客が広場を埋め尽くし、一般市民が近づくことはできなかった。

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