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JICA職員は全員無事 東部では海岸沿いのホテル被害

JICA職員は全員無事 東部では海岸沿いのホテル被害

 国際協力機構(JICA)サモア支所の日本人女性スタッフは朝日新聞の電話取材に、「揺れは3分以上続いた。これまでに、日本でも経験したことのない、かなり長い揺れだった。自宅や周りの家屋が倒壊しないか心配だった」と話した。地震発生時は、高台にあるコンクリート造り2階建ての自宅2階にあるリビングにいて、出勤の準備をしていた。

突然の激しい横揺れに見舞われ、とっさに自宅の外に出た。揺れが収まるのを待ってJICA職員全員と連絡を取り、無事を確認した。数時間後には、島のリゾートホテルが倒壊したという情報が寄せられたという。在サモア日本人会の事務局長で、JICAシニアボランティアの川野善道(よしみち)さん(61)は派遣先の気象局職員らと、首都アピアから約1時間かけて、島の東海岸のアレパタに到着した。アレパタはサモア有数の観光地で、白砂の海岸沿いに、「ファレ」と呼ばれる伝統建築のホテルが50~60軒並んでいる。

川野さんらが到着すると、海岸沿いの道路は茶色くにごった水につかり、津波でばらばらになったファレや、電柱が浮かんでいた。内陸部の山の中腹まで約400メートル近くも押し上げられたファレもあった。死者やけが人の情報は確認できない状態という。 「ひどい状態。ここに来る途中でも、がけ崩れや浸水の現場を目にした」と川野さんは話した。
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