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ひげそり付き携帯電話。少々音はうるさいが大声で話せば、ひげをそりながら通話もできる

ひげそり、偽札判別…中国のおもしろ携帯
ひげそり付き携帯電話。少々音はうるさいが大声で話せば、ひげをそりながら通話もできる

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 ありそうでなかった、ユニークな機能を備えた携帯電話が中国で続々と登場している。

 そのうちの一つが、ひげそり機能付きの携帯「レザー(かみそり)フォーン」だ。本体の下側カバーを取れば電池式ひげそりが表れる。ひげの濃い男性が持ち歩くのにピッタリで、価格は450元(約6300円)とお手ごろ。使ってみるとひげそり音に少々悩まされるが、それでも、ひげをそりながら通話できるスグレモノ(?)だった。

 偽札が出回る中国で役立ちそうなのが、紙幣の判別機能付き携帯。人民元紙幣に埋め込まれた数字が特定の波長の光にだけ反応する性質を利用した。携帯に搭載された青色LED(発光ダイオード)光を紙幣に照らすと、本物の紙幣なら額面と同じ数字がぼんやり浮かび上がる。価格は650元(約9100円)。

 とはいえ、偽札の判別をうたいながら、携帯電話の商品名が「普莱達(プーライダー)」と、イタリアの高級ブランド「プラダ」の中国語名「普拉達」をマネたあたりは中国らしい。

 かつてSFアニメで定番の小道具だった腕時計型も実用化された。手首を口に近づけて通話してみると懐かしい気分になる。ただし小さな画面のボタンを押すのは、指の太い男性には至難の業のようだ。価格は700元(約9800円)。

 いずれも無名のメーカーがアイデア勝負で売り出した。流行商品だけに飽きられるのも早いが、契約者数が7億を超えても需要が伸び続ける中国の携帯電話市場では、業者間の競争も過熱気味だ。

 たばこの箱そっくり型や、お化粧用コンパクト型携帯のほか、ミニカーの裏側が携帯になっているタイプなど、デザイン勝負の新商品も店頭を飾っている。(上海 河崎真澄)
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