押尾被告本格捜査、母親が「真相追求して」
押尾被告本格捜査、母親が「真相追求して」
麻薬取締法違反(使用)の罪で俳優、押尾学被告(31)が起訴された事件で、警視庁が一緒にいた女性(30)の死亡をめぐり本格捜査に乗り出すことが明らかになった19日、女性の母親(52)が岐阜県の自宅でサンケイスポーツの取材に応じ、「徹底的に真相を追及してほしい」と祈るように訴えた。新たな刑事事件に発展する可能性が高まる中、母親は天国の娘とともに、あらためて捜査の進展に望みをつないだ。
一時は捜査打ち切りかともみられた女性の死亡。たわわに実った稲穂が収穫を待つばかりの農村地帯で、母親は静かに警視庁の本格捜査スタートを受け止めた。
「娘の死を刑事事件として追及してもらうのは、主人をはじめ家族の願いでしたから…。警視庁の捜査を信じて待つ。それは(天国の)娘も同じ気持ちだと思います」
母親の最大の疑問は、8月2日に東京・六本木ヒルズのマンション一室で起きた事件当日の「空白の3時間」。女性は押尾被告と一緒に合成麻薬MDMAの錠剤を飲んだことが死につながったとみられる。が、口から泡をふくなど異変が起きてから、押尾被告の呼んだ関係者が119番するまで、約3時間も経過していることだ。
「(押尾被告が)娘に心臓マッサージをしている間も119番ぐらいできたはず。まだ助かると思ったら、一刻も早く、救急車を呼ぶのが普通でしょう。それなのにしなかったのは、隠したいことや隠さなければいけないことがあったのでは。(押尾被告を)守るための時間として必要な3時間だったのかとも思います。そのあたりも含め、徹底的に捜査してもらいたいです」
捜査関係者によると、警視庁も女性の異変から通報までの約3時間の押尾被告の対応が女性の生死を左右したとみている。保護責任者遺棄致死や過失致死容疑での立件を視野に、捜査に乗り出した。
刑事事件として立件されない場合は押尾被告に対する民事提訴も辞さない構えを見せていた遺族だが、今後しばらくは捜査の進展を期待をもって見守ることになりそうだ。
麻薬取締法違反(使用)の罪で俳優、押尾学被告(31)が起訴された事件で、警視庁が一緒にいた女性(30)の死亡をめぐり本格捜査に乗り出すことが明らかになった19日、女性の母親(52)が岐阜県の自宅でサンケイスポーツの取材に応じ、「徹底的に真相を追及してほしい」と祈るように訴えた。新たな刑事事件に発展する可能性が高まる中、母親は天国の娘とともに、あらためて捜査の進展に望みをつないだ。
一時は捜査打ち切りかともみられた女性の死亡。たわわに実った稲穂が収穫を待つばかりの農村地帯で、母親は静かに警視庁の本格捜査スタートを受け止めた。
「娘の死を刑事事件として追及してもらうのは、主人をはじめ家族の願いでしたから…。警視庁の捜査を信じて待つ。それは(天国の)娘も同じ気持ちだと思います」
母親の最大の疑問は、8月2日に東京・六本木ヒルズのマンション一室で起きた事件当日の「空白の3時間」。女性は押尾被告と一緒に合成麻薬MDMAの錠剤を飲んだことが死につながったとみられる。が、口から泡をふくなど異変が起きてから、押尾被告の呼んだ関係者が119番するまで、約3時間も経過していることだ。
「(押尾被告が)娘に心臓マッサージをしている間も119番ぐらいできたはず。まだ助かると思ったら、一刻も早く、救急車を呼ぶのが普通でしょう。それなのにしなかったのは、隠したいことや隠さなければいけないことがあったのでは。(押尾被告を)守るための時間として必要な3時間だったのかとも思います。そのあたりも含め、徹底的に捜査してもらいたいです」
捜査関係者によると、警視庁も女性の異変から通報までの約3時間の押尾被告の対応が女性の生死を左右したとみている。保護責任者遺棄致死や過失致死容疑での立件を視野に、捜査に乗り出した。
刑事事件として立件されない場合は押尾被告に対する民事提訴も辞さない構えを見せていた遺族だが、今後しばらくは捜査の進展を期待をもって見守ることになりそうだ。
2009-09-20 22:49
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