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来年のトヨタ販売計画さらに落ち込み、800万台前半に

来年のトヨタ販売計画さらに落ち込み、800万台前半に

 トヨタ自動車グループの2009年の世界販売計画が、8月時点の970万台から800万台前半に落ち込むことが11日、分かった。

 世界的な景気悪化で新車販売が急速に冷え込んでいるためだ。8月の計画値からの下落幅は100万台を超えており、工場の休止や雇用の削減などが国内外で深刻化する可能性が高い。

 トヨタは09年販売計画について、07年夏の時点で1040万台としていたのを、今年8月に970万台に引き下げた。

 ところが、販売実績が8月から3か月連続で前年実績を下回り、減少率が拡大し続けている。新車市場の冷え込みは想定より厳しく、11月には09年計画が900万台を割り込む見通しとなっていた。

 さらに、中国やロシアなどの新興国でも新車市場が縮小して、「底が見えていない」(張富士夫会長)状況となっており、販売計画の一層の下方修正に追い込まれた格好だ。トヨタは来年3月末までに国内で期間従業員を3000人減らしたり、年末年始に国内外の工場で臨時の休業日を設けたりして生産調整を進めている。今後、米国や中国などで建設中の工場も含め、生産態勢を大幅に見直す可能性がある。

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